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4月, 2019の投稿を表示しています

巨峰ワイン「ワインの森大学(ワイン造り教室)」今年も開校

  巨峰ぶどうの世界初の開植地・田主丸。その地で世界初の巨峰ぶどうワインを製造した ( 株 ) 巨峰ワインが、ぶどう栽培を体験してオリジナルワインを造る「ワインの森大学 ( ワイン造り教室 ) 」を今年も開催。 5 月~ 12 月の通年講義の内容、そして、今楽しめる生ワイン「あまおういちご」を、巨峰ワイン・レストラン「ホイリゲ」林政成マネージャーに教えていただきました。 大学を模した体験教室   今年3期目を迎えた「ワインの森大学」(募集は既に締切り)。体験学習を含む通年 4 回の講義は、 5 月・ 6 月・ 8 月・ 12 月の土曜日、昼食を挟んだ半日です。授業料は 30,000 円。  大学という通り、初回に学生証と教科書、最終回には修了証が授与されます。体験学習と講義形式の途中には、バーベキューや修了パーティーも。無事に修了すると、 720ml のオリジナルワインボトル 6 本を手にできます。有効期間内は学生証を提示すれば、巨峰ワインの商品やレストランは割引になる特典もあります。  ワイナリーの教授役スタッフとの親密感を配慮し学生数は 25 名。応募多数でいつも抽選とのこと。学生は 20 代から 60 代と幅広い年齢層、7割が福岡県内で残りはほぼ九州近県から参加されるそうです。 各授業の楽しみどころ  5月は、ぶどうの品種や製造の講義の後、ぶどうの花摘みをします。学生には、初めて見る房がなっていないぶどうの木がとても新鮮だそうです。  6月は、家庭の園芸菜園のコツも学べる巨峰ぶどう栽培の講義に、袋かけ実習。昼食は、バーベキューを食べ各食材に合うスパークリングフルーツワインを探すワインマッチング。  8月はいよいよ、ぶどうの収穫。各自 20 以上の房から一つずつ粒を取るのが意外と大変な作業。それを桶の中で数人交代で「足ふみ」し、酒蔵のタンクへ詰めます。  最後は12月。自分で瓶詰めとコルク栓を挿入した瓶に思い思いのデザインのラベルを貼ります。修了式の後、レストラン「ホイリゲ」のパーティーで大団円を迎えます。学生と教授役スタッフがお互いに盛大に祝い、通年の授業を修了します。  因みに 2018 年の模様が、巨峰ワインの公式スタ

久留米農業体験「くる農」で、苔玉(こけだま)つくりを体験

  久留米農業体験「くる農」の「苔玉つくり」に参加しました。お世話になったのは、久留米市田主丸町殖木の「九州農園」栗木トシ子さん・直樹さんご夫婦。桜などの植木・苗木がご本業だけあって、ご自宅の玄関先や庭園は、新緑眩しい木々や綺麗な花々に満ちていました。初めての苔玉つくり。自然と触れ合う「和」の気持ち良さを味わいました。庭園では美味しいお食事を楽しみ、苗木の話にも花が咲き-。耳納北麓の魅力的な暮らしに近づける楽しいひと時を紹介します。 和洋が調和した玄関先や庭園が印象的な「九州農園」さん   晴天の青空の下、集合時刻の朝 10 時。九州農園さんを訪れると、木々や草花の美しさにまず目を奪われました。玄関先は門かぶりの槙と花鉢で飾られ、和と洋が上手く取り合わされた印象です。その印象は、庭園でさらに強まりました。赤青パラソルのテーブルから右を見れば、樹齢 120 年を超す多行松が幾つもの枝を伸ばす圧倒的な和の趣き。一方、左を見れば、ゆったりとした空間で洋風の趣き。二つの趣きが無理なくつながっています。この庭園でずっと過ごしたくなりました。 まずは桜チップ燻製でガーデン・ランチの仕込み  その庭園でのガーデン・ランチのために、最初は燻製作りです。直樹さんが火を点けたチップ材は、売れ残った桜の苗木をチップにした自前だそうです。燻製の材料はベーコン、鶏肉、チーズ、卵など…。そこへトシ子さん「これもやってみましょ!」と筍も!?楽しければ何でもOKです。苔玉つくり参加者の皆さんも手伝って、煙同様に和気あいあいの雰囲気が次第に湧き上がってきました。 苔玉(こけだま)つくり① 準備、ケト土と植物選び  いよいよ苔玉つくり。皆さんも真剣な表情に。今回の参加者は、生け花をなされてる森川さん、佐賀の陶芸工房のご主人・岩本さん、みどりの里づくり推進機構にお勤めの野上さん、そして私の4人。    材料は、まずは各自で選ぶ植物。それを包む肥料入りの土にミズゴケ。さらに外側に、沼の水底に積もったケト土(似ていても田圃の黒土は代用できません)。最後に一番外に巻く緑のシノブ苔。ケト土は短時間で耳たぶくらいの柔らかさに揉む熟練技が必要で