ブドウ栽培も体験できる ( 株 ) 巨峰ワイン「ワインの森大学 ( ワイン造り教室 ) 」が開校。 5/11 ( 土 ) に第1回の講義がありました。総勢 24 名の学生さんは、基礎講義とカーヴ ( 地下貯蔵庫 ) などの施設見学で気分を高めて、巨峰ぶどうの花摘みに臨みました。その模様を紹介します。 どうやって出来るの?好奇心を抱いて気軽に入学 今年3期目を迎えた「ワインの森大学」は、レストラン「ホイリゲ」隣の葡萄酒工房で開校。緑色の教本を手にして工房に入れば、ブドウを発酵させる機械やビーカーなどが並べられ、まさに大学の研究室の雰囲気たっぷり。とは言え、ワインの森大学は決して難しくなく、いわば初心者向けの優しく身近な一般教養コースです。 実際、自己紹介では「ワインは普通に楽しむ程度。ワイン造り体験と聞き、どうやって出来るのだろう?と、面白そうなので参加しました。」と気軽な動機を話す学生さんが多数でした。学生さんの多くが福岡市ですが、北九州、鳥栖、熊本からの参加者も。男性より女性、そして、 20~30 代位の若い方も目立っていました。今回を含め 12 月まで 4 回の体験授業。ワインと同様、学生さん達やスタッフさん達の仲の良さが熟す過程も楽しみです。 巨峰ワイナリーの成り立ち、ぶどう栽培とワインの基礎知識 まず最初に、巨峰ワイン・林田安世社長が挨拶を。社長の旦那様が、巨峰ワインを生み出した林田伝兵衛(元禄 12 年創業の若竹屋酒造場 13 代目蔵元)。そして、伝兵衛の父・ 12 代目蔵元林田博行は、田主丸で日本初の巨峰ぶどう一般栽培の成功に大きく関わった人。林田社長がお話しなさる巨峰ぶどうと巨峰ワインの誕生エピソードは、社長が実際に見聞されたことなので臨場感たっぷりでした。因みに、講義の司会役の川島さんも、伝兵衛さんを慕って巨峰ワイナリーに就職されたそうです。 巨峰ぶどうの一年間の栽培方法の講義は、毎日ぶどう畑の面倒を見ていらっしゃる鳥越先生。午後に行う花摘み(摘蕾、巻きつる落とし、セット)のやり方を習いました。また、次回は梅雨の中の作業なので雨カッパは必須です、と現場に即したアドバイスも。 ...
東西に長く伸びる耳納山、別名・屏風山。 豊かな水を湛える筑後川、別名・筑紫次郎。 自然に恵まれた久留米市田主丸町とその周辺を巡り体験した景色/人/歴史などの魅力を綴ります。