スキップしてメイン コンテンツに移動

耳納北麓ジェラート総選挙巡り2019 ②久留米つばきジェラート

久留米つばきジェラート-夏の椿とともに(久留米市世界のつばき館)
 今年もジェラート総選挙が開催されます(7/20土~9/30月 詳細は、耳納北麓ジェラート街道[久留米市世界のつばき館]サイト)。参加店は9店、初登場のジェラートも。各ジェラートのこだわり、近所のおすすめスポットなどを紹介します。第2回は、久留米つばきジェラート。「久留米市世界のつばき館」を運営する田中雅秀さんがお話ししてくれました (〒839-0837久留米市草野町矢作490番地2 TEL: 0942‐47‐1821 google map)。

椿が繋ぐシーボルトと久留米、椿の生産も日本一
 久留米に引っ越してきたばかりの私。つばき館と聞いても、正直「あ~、あの花ね。」と特に魅力を感じませんでした…。ところが、田中さんの話に「あのシーボルト!」アッと驚きました。日本の様々なものをオランダへ持ち帰ったシーボルト。椿の苗木もその一つで、それが起点となりその椿が欧米に普及。なんと、その椿の母樹が、つばき館がある久留米市草野町に現存する「正義(まさよし)」という品種の椿だそうです(ほとめきの街久留米-久留米つばきとシーボルト)。
 久留米市は、生産量全国1位の実績もある椿の苗木・植木の生産地。しかも、「つばき館」は世界中の椿の原種100種類以上を展示。中には「これ椿?」と思うような面白い花も。
 田中さんから「久留米市世界のつばき館」が建てられた意味をいろいろ教えていただき、俄然興味が湧きました。久留米つばき、凄い!

椿油をブレンド、久留米ならではのジェラート
 つばき館でも販売される、椿の豊富な生産を利用して手作り椿油「里のしずく」(道の駅くるめ)は地元NPO法人「元気の里・耳納の恵み」が作っています。そして、つばき館だけの限定販売「久留米つばきジェラート」(価格 350円)には、この椿油がブレンドされています。椿油は塗れば肌や髪の毛に若々しさを与え、食べればコレステロールを低下させます。この椿油を加えることで、味わいは濃厚に、舌ざわりは滑らかなジェラートが生まれました。
 椿油が混ぜ込まれるのは、近くの久留米市北野町・森光牧場の新鮮な牛乳、そして、久留米産苺・あまおうです。そのマーブル状の彩りは、まさにシーボルトが欧州に連れて帰った久留米つばき「正義」の赤と白(正義の花)。
 正義の花と同じように、ジェラートも一つ一つでその模様が違います。さて、あなたのお気に入りの柄は?楽しみは食べる前から始まります。つばき館の館内でも食べれますが、持ち帰り用の保冷剤・保冷袋(いずれも別料金)を求めて、耳納連山のお気に入りの場所で食べるのも良いのでは。

田中さんとっておきの眺め、夏咲くアザレアツバキ
 ジェラートだけで行くのもねぇ…、と思っているあなた。それは違います。田中さんにお聞きすると、つばき館では、夏にもかかわらず椿の花が楽しめるのだとか。中国産の原種アザレアツバキが7~9月に開花するそうです(アザレアツバキ)。お話を伺った6月半ばに蕾がなっていたので、開花ももうすぐ。開花の便りは、つばき館のホームページで順次お知らせするそうです。私がつばき館を訪れた時は、ガラスハウスの中で水が撒かれていました。降り注ぐ水に揺れて、椿の葉一枚一枚が日差しに輝いて…。外の暑さをしばし忘れることができました。
 田中さんお勧めの近所の見どころスポットは、「久留米つばき園」(久留米市の紹介)。椿は当然のこと、実はつつじも500本ほど植えられ、隠れたつつじの名所。つばき園の高台から見下ろす筑後平野の眺めもお見逃しなく。
 つばき園へ行く際は、つばき館の裏手から、椿300本が植えられた400mほどの「つばきの小径」(紹介)を是非辿ってみたいもの。今の時期、椿の花は無理ですが、代わりにホトトギスの鳴き声を間近に大きく聞くことができます。椿の根元のプレートには子供たちが将来の夢や草野町のすきなとこが書かれています。このプレートは成人式の日に記念品として子供たちにプレゼントされます。椿の花の頃、子供達の夢に微笑みながら椿の小径を歩めば、あなたの夢もきっと膨らみます。
インフォメーション
 ●久留米市世界のつばき館 公式サイトhttps://www.kurume-tsubakikan.jp/。〒839-0837 久留米市草野町矢作490番地2。TEL 0942-47-1821。営業時間 9:00〜17:00。休館日 第3木曜日(祝日の場合は翌日)。駐車場台数 大型バス3台 普通車14台 身障者用1台。
 ●つばき館周辺の見どころ 緑の里・耳納風景街道 草野まちかど博物館 散策マップ https://www.kurume-tsubakikan.jp/ホーム/お知らせ
 ●NPO法人「元気の里・耳納の恵み」の母体・久留米市草野校区まちづくり振興会 http://kurume-machi.info/comyu/020
 ●ジェラート総選挙の情報 耳納北麓ジェラート街道(久留米市世界のつばき館公式サイト)  
 ●「耳納北麓ジェラート総選挙巡り2019」参加店のブログ一覧
  豆乳ジェラート-昔風に涼みながら味わおう(おとうふ屋 凛) 
  ②久留米つばきジェラート-夏の椿とともに(久留米市世界のつばき館) 
  ③マンゴージェラート-枝から自然落下した完熟の味(鳥越農場) 
  ④トマトジェラート-古民家を思わせる空間で(道の喫茶 もり辺) 
  ⑤巨峰ジェラート-ブドウ園を目の前に(巨峰ワイナリー) 
  ⑥オリーブ塩ミルクジェラート-宿場町古民家の暖簾をくぐり(ギャラリー山帰来) 
  ⑦糀甘酒黒ごまプレミアムジェラート-蔵香り、囲炉裏火香り、ごま香る。(紅乙女酒造) 
  ⑧大人の香ばし緑茶ジェラート-白いキッチンカーを目印に!(Cocon Cafe & Gelato) 
  ⑨ネクタリンジェラート-様々な生き物にも出会えるかも(樹蘭マルシェ) 

コメント

このブログの人気の投稿

NHKがシクラメン・アジサイ生産者『坂本植物園』を取材

平日夕方6時10分からのNHKニュース番組『ロクいち!福岡』の1コーナー「西日本の旅」取材班が田主丸を訪れました。2019年4月11日シクラメン・アジサイ生産家『坂本植物園』さんの取材に私も同行。坂本植物園さんは「花の国づくり共励会 花き技術・経営コンクール」農林水産大臣賞受賞など全国でも有名な鉢物栽培家。取材風景も面白かったですが、そこに働く方々の溌剌とした姿が印象に残りました。その模様をお伝えします。


ダンディで落ち着いた雰囲気の社長・坂本和盛さん 雨にぐずいついた昨日をまだ引きずった空模様ながら日差しが戻り、新緑も瑞々しい耳納山。その山の麓、久大本線のすぐ傍に『坂本植物園』はあります。幾つもある大きなビニールハウスの一つで、NHK取材班と打ち合わせをする坂本植物園・坂本和盛社長を見つけました。スリムジーンズを着こなし、笑みを湛える姿がとても魅力的。収録本番でも、終始、コーナー担当の庭木櫻子アナウンサーに、丁寧に分かりやすく説明されました。自然と坂本社長の周りに人が集まってくるような優しい雰囲気に満ちていました。

「ワインの森大学(ワイン造り教室)」が開校!第1回は、ぶどうの花摘み体験

ブドウ栽培も体験できる(株)巨峰ワイン「ワインの森大学(ワイン造り教室)」が開校。5/11(土)に第1回の講義がありました。総勢24名の学生さんは、基礎講義とカーヴ(地下貯蔵庫)などの施設見学で気分を高めて、巨峰ぶどうの花摘みに臨みました。その模様を紹介します。


どうやって出来るの?好奇心を抱いて気軽に入学 今年3期目を迎えた「ワインの森大学」は、レストラン「ホイリゲ」隣の葡萄酒工房で開校。緑色の教本を手にして工房に入れば、ブドウを発酵させる機械やビーカーなどが並べられ、まさに大学の研究室の雰囲気たっぷり。とは言え、ワインの森大学は決して難しくなく、いわば初心者向けの優しく身近な一般教養コースです。
 実際、自己紹介では「ワインは普通に楽しむ程度。ワイン造り体験と聞き、どうやって出来るのだろう?と、面白そうなので参加しました。」と気軽な動機を話す学生さんが多数でした。学生さんの多くが福岡市ですが、北九州、鳥栖、熊本からの参加者も。男性より女性、そして、20~30代位の若い方も目立っていました。今回を含め12月まで4<

久留米農業体験「くる農」で、苔玉(こけだま)つくりを体験

久留米農業体験「くる農」の「苔玉つくり」に参加しました。お世話になったのは、久留米市田主丸町殖木の「九州農園」栗木トシ子さん・直樹さんご夫婦。桜などの植木・苗木がご本業だけあって、ご自宅の玄関先や庭園は、新緑眩しい木々や綺麗な花々に満ちていました。初めての苔玉つくり。自然と触れ合う「和」の気持ち良さを味わいました。庭園では美味しいお食事を楽しみ、苗木の話にも花が咲き-。耳納北麓の魅力的な暮らしに近づける楽しいひと時を紹介します。



和洋が調和した玄関先や庭園が印象的な「九州農園」さん 晴天の青空の下、集合時刻の朝10時。九州農園さんを訪れると、木々や草花の美しさにまず目を奪われました。玄関先は門かぶりの槙と花鉢で飾られ、和と洋が上手く取り合わされた印象です。その印象は、庭園でさらに強まりました。赤青パラソルのテーブルから右を見れば、樹齢120年を超す多行松が幾つもの枝を伸ばす圧倒的な和の趣き。一方、左を見れば、ゆったりとした空間で洋風の趣き。二つの趣きが無理なくつながっています。この庭園でずっと過ごしたくなりました。



まずは桜チップ燻製でガーデン・ランチの仕込み