ネクタリンジェラート-様々な生き物にも出会えるかも(樹蘭マルシェ)
今年もジェラート総選挙が開催されます(7/20土~9/30月 詳細は、耳納北麓ジェラート街道[久留米市世界のつばき館]サイト)。参加店は9店、初登場のジェラートも。各ジェラートのこだわり、近所のおすすめスポットなどを紹介します。最後の第9回は、ネクタリンジェラート。「樹蘭マルシェ」開店1年目からのスタッフ・野口直美さんにお話をお聞きしました(〒839-1213久留米市田主丸町益生田680-1 TEL: 0943-72-0354 google map)。
地元の農産物を届ける場所として
樹蘭マルシェ。久大本線・田主丸駅から車で数分、山苞の道に入ったすぐそこに。2014年8月の開店。田主丸は、耳納北麓の果樹栽培、筑後平野のお米や野菜、そして、全国に名の知られた植木・苗木の産地。しかし、山苞の道のこの辺りには、農産物の直売所がありませんでした。そこで出来たのが樹蘭マルシェ。直売所の隣には、農園レストラン・フルールも併設されています。
樹蘭マルシェのお店の中に入ると、木の柱や古民家風の梁が印象的な広々とした空間。そこでは農産物だけでなく、ぶどうや苺といった農産物を加工したコンポートやジャムもあれば、久留米の男性サークルが作った葛(かずら)の籠、近隣の若い女性達が作ったアクセサリーなど手作り雑貨も取り揃えられています。さらに、ぶどうの袋かけやかずらの花籠作りといった、田園生活を楽しめるイベントが年間を通して開催されています。
お客さんについて尋ねると、「お客さんの6割くらいは、久留米市以外からいらっしゃいます。それに、春の苺狩りなどに韓国の方が団体で来られるなど外国の方々も多いですね。」と野口さん。幅広く関心が寄せられていることが、よく分かります。
樹蘭マルシェに来て、パッと目に飛び込んでくるのは店先のガーデニング。実は、樹蘭マルシェは、株式会社樹蘭が展開する事業の一つです。樹蘭マルシェの他にも、ガーデニングの樹蘭ガーデン、果樹栽培のフルーツファーム樹蘭、そしてフルーツパイの店樹蘭があります。フルーツと造園という田主丸の特色を活かしているのが大きな特徴です。しかも、それぞれの事業はご家族が役割分担して経営されているそうです。
樹蘭マルシェに来て、パッと目に飛び込んでくるのは店先のガーデニング。実は、樹蘭マルシェは、株式会社樹蘭が展開する事業の一つです。樹蘭マルシェの他にも、ガーデニングの樹蘭ガーデン、果樹栽培のフルーツファーム樹蘭、そしてフルーツパイの店樹蘭があります。フルーツと造園という田主丸の特色を活かしているのが大きな特徴です。しかも、それぞれの事業はご家族が役割分担して経営されているそうです。
希少果実・反田ネクタリンのジェラート
反田(そった)ネクタリンとは、白桃とネクタリンが自然交配した果物で、糖度15度と非常に甘く、しかも、ネクタリンなので皮ごと食べることができます。栽培しているのは田主丸町の「みやま農園」さん。全国でも栽培している所は少なく、西日本では「みやま農園」さんだけ、とも。特に九州では雨が多く栽培が非常に難しいそうです。総選挙には最初から参加しているこのジェラート。お子さんに「連れてって」とせがまれてやって来る日帰りドライブのご家族が多いようです。味見のため1、2個を分け合って食べて「美味しい!」と笑い合う家族を見て、野口さんも幸せをおすそ分けしてもらっているような気分に。
価格は、350円。まぼろしの桃と言われる反田ネクタリン。どんな味と香りだろう…そそられませんか?
野口さんとっておきの眺め、癒しの土地・田主丸
お勧めの眺めを野口さんに質問すると、「樹蘭マルシェのある山苞の道もそうですが、耳納北麓全体が疲れを癒してくれるような土地です」と。
野口さんは長崎出身、福岡市で働いた後、田主丸の筑後川そばに移ってきました。引っ越してきた時の「田舎だ~」という第一印象も、生活するにつれて「癒される~」という気持ちになっていきました。それは、日常生活の中でいろいろな生き物に出会えるからだそうです。
家の庭の前に流れる小川では、その時期になればホタルの光が飛び交います。家を出ると、近所の田で白サギや黒サギが餌を探しています。田に水が引かれると夜は文字通りカエルの大合唱。子供の地区行事も、春は田圃の畦道で土筆取りをして料理、夏は川で魚採り。
耳納山の麓近くまで来ると、様々な動物に出会うことも。一度は、樹蘭マルシェで開店前の準備をしていると、タヌキ2匹が前の竹林から追いかけっこしながら飛び出してきたそうです。逃げる1匹は一目散前にそのまま駆け抜けましたが、追う1匹は驚く野口さんに気付き。すると、タヌキも驚いて急いで引き返して行ったそうです。
確かに、樹蘭マルシェにいると、小鳥のさえずりも間近に聞こえます。ネクタリンジェラートを味わいながら、外に出て小鳥や動物の気配を感じるのも面白そうです。ひょっとした田主丸名物のカッパにも出会えるかもしれません(少なくとも2匹のカッパには絶対出会えますよ)。
野口さんは長崎出身、福岡市で働いた後、田主丸の筑後川そばに移ってきました。引っ越してきた時の「田舎だ~」という第一印象も、生活するにつれて「癒される~」という気持ちになっていきました。それは、日常生活の中でいろいろな生き物に出会えるからだそうです。
確かに、樹蘭マルシェにいると、小鳥のさえずりも間近に聞こえます。ネクタリンジェラートを味わいながら、外に出て小鳥や動物の気配を感じるのも面白そうです。ひょっとした田主丸名物のカッパにも出会えるかもしれません(少なくとも2匹のカッパには絶対出会えますよ)。
インフォメーション
●樹蘭マルシェ 公式サイト Facebook 。住所: 〒839-1213 久留米市田主丸町益生田680-1 TEL: 0943-72-0354。営業時間: 9AM-6PM。定休日:第2・第4火曜。祝日の場合は営業し翌日休業。駐車場:かなり余裕あり。
●みやま農園 公式サイト 。
●ついんスター 公式サイト 。
●ジェラート総選挙の情報 耳納北麓ジェラート街道(久留米市世界のつばき館公式サイト)
●「耳納北麓ジェラート総選挙巡り2019」参加店のブログ一覧
①豆乳ジェラート-昔風に涼みながら味わおう(おとうふ屋 凛)
②久留米つばきジェラート-夏の椿とともに(久留米市世界のつばき館)
③マンゴージェラート-枝から自然落下した完熟の味(鳥越農場)
④トマトジェラート-古民家を思わせる空間で(道の喫茶 もり辺)
⑤巨峰ジェラート-ブドウ園を目の前に(巨峰ワイナリー)
⑥オリーブ塩ミルクジェラート-宿場町古民家の暖簾をくぐり(ギャラリー山帰来)
⑦糀甘酒黒ごまプレミアムジェラート-蔵香り、囲炉裏火香り、ごま香る。(紅乙女酒造)
⑧大人の香ばし緑茶ジェラート-白いキッチンカーを目印に!(Cocon Cafe & Gelato)
⑨ネクタリンジェラート-様々な生き物にも出会えるかも(樹蘭マルシェ)
●みやま農園 公式サイト 。
●ついんスター 公式サイト 。
●ジェラート総選挙の情報 耳納北麓ジェラート街道(久留米市世界のつばき館公式サイト)
●「耳納北麓ジェラート総選挙巡り2019」参加店のブログ一覧
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