オリーブ塩ミルクジェラート-宿場町古民家の暖簾をくぐり(ギャラリー山帰来)
今年もジェラート総選挙が開催されます(7/20土~9/30月 詳細は、耳納北麓ジェラート街道[久留米市世界のつばき館]サイト)。参加店は9店、初登場のジェラートも。各ジェラートのこだわり、近所のおすすめスポットなどを紹介します。第6回は、オリーブ塩ミルクジェラート。「ギャラリー山帰来」瓜生しを里オーナーにお話をお聞きしました (〒839-0835久留米市草野町草野313 TEL: 0942-47-4506 google map)。旧日田街道に面した古民家カフェ&ギャラリー
久留米市草野町。中世には地元の豪族・草野氏の拠点であり、江戸時代は旧日田街道(山辺往還)の宿場町として大いに栄えました。そして、久留米市が「伝統的町並み保存地区」に指定するほど今も多くの古民家や寺社があり、歴史を色濃く残す町です。ギャラリー山帰来は、宿場町の中ほど、旧街道沿いにその白い印象的な暖簾を翻しています。
開店は1997年。瓜生オーナーが以前に草野町で働いていて町が大好きだったのを地元の方が覚えており、江戸末期の古民家を紹介したのがきっかけ。「その時はお店を開くなんて考えてもいなかった」という瓜生オーナー。しかし、偶然にも少し前に好みの器を手に入れたところだったので、畳に置かれた器を座って鑑賞する陶器ギャラリーを始められたそうです。
その後、柱など古民家の大きな枠組みは活かしながら、10年ほどかけて、やりたいことに合わせ中を変えてきました。例えば、カフェ側の建物半分は、昔は細長い土間。そこに昔風の床板を張りました。屋根裏部屋はギャラリーにして、元々家の中ほどにあった急で狭い階段は取り払い、今の階段を新たに設けました。
開店は1997年。瓜生オーナーが以前に草野町で働いていて町が大好きだったのを地元の方が覚えており、江戸末期の古民家を紹介したのがきっかけ。「その時はお店を開くなんて考えてもいなかった」という瓜生オーナー。しかし、偶然にも少し前に好みの器を手に入れたところだったので、畳に置かれた器を座って鑑賞する陶器ギャラリーを始められたそうです。
ジェラートもオーナー好み、控え目の甘さ
瓜生オーナーご自身の好みが、お店の構造や、お店で扱う服や器、ギャラリーの展示品、全てに反映されています。そして、総選挙に参加するオリーブ塩ミルクジェラートもそうです。控え目で、フッとほんのり伝わる自然の甘さです。紅茶のフレーバリー・ティー(flavory tea)にもこだわりがある瓜生オーナー。実は2018年ジェラート総選挙初参加に向け、最初は、紅茶ソルベをベースにしたジェラートを作ろうとしました。この紅茶のソルベも甘さ控えめで、昔からお店の名物です。ところが、ジェラートはカップ販売のため営業免許を取るのが大変。ならば、と方針転換。オーナーがお気に入りのジェラート店「ソルベッチdoうきは」、その中でも最も愛して止まないオリーブ塩ミルクジェラートを販売することにしたそうです。
うきは市のミルクに、うきは市のオリーブから取ったオリーブオイルを混ぜ込み、そこに福岡県糸島の塩が入ります。ミルクの滑らかな舌ざわりを先に楽しむと、次にほどよい甘さがほどよい時間の長さで感じられます。
瓜生オーナーとっておきの眺め、店先から眺める耳納連山
お勧めの眺めを質問すると、「それは勿論、草野町から眺める耳納連山。暖簾のあのデザインで分かるでしょ。」と微笑む瓜生オーナー。同じ高さの三つの山。そうです、店を出れば見える耳納連山の景色です。イラストレーターの息子さんがデザインしました。
瓜生オーナーにとって、山の頂きが心地よく連なる耳納連山の「山の端(は)」、しかも、季節ごとに異なる姿を見せる山の端が、最高の眺めです。新緑の色に包まれる5月、早朝霧がかかる10月は、ずっと眺めていたいほど。
特に、ギャラリー山帰来の前の十字路から見る景色が、最も親しみがあるそうです。毎朝、店先で掃除している途中、向かいの古民家のお店を手前にして一本道の坂道を見やれば…。そこには、いつも耳納連山があります。そして、その度に美しさを再認識するのだとか。
「私、耳納連山に熱く恋してるんですよ。」と告白する?瓜生オーナーに嘘はありません。店先の耳納連山、お店の暖簾、そして、オリーブ塩ミルクジェラート。三つを重ねて、皆さんも味わってみてください。
瓜生オーナーにとって、山の頂きが心地よく連なる耳納連山の「山の端(は)」、しかも、季節ごとに異なる姿を見せる山の端が、最高の眺めです。新緑の色に包まれる5月、早朝霧がかかる10月は、ずっと眺めていたいほど。
特に、ギャラリー山帰来の前の十字路から見る景色が、最も親しみがあるそうです。毎朝、店先で掃除している途中、向かいの古民家のお店を手前にして一本道の坂道を見やれば…。そこには、いつも耳納連山があります。そして、その度に美しさを再認識するのだとか。
「私、耳納連山に熱く恋してるんですよ。」と告白する?瓜生オーナーに嘘はありません。店先の耳納連山、お店の暖簾、そして、オリーブ塩ミルクジェラート。三つを重ねて、皆さんも味わってみてください。
インフォメーション
●ギャラリー山帰来 公式ブログ Instagram 。住所: 〒839-0835 久留米市草野町草野313 TEL: 0942-47-4506。営業時間: 10:30AM-5PM(カフェ 0:00PM-16:30PM、ランチ0:00PM-2:30PM)。定休日:火曜日。駐車場:お店の斜め西向かいに専用駐車場。
●ソルベッチdoうきは 公式サイト Facebook
●ジェラート総選挙の情報 耳納北麓ジェラート街道(久留米市世界のつばき館公式サイト)
●「耳納北麓ジェラート総選挙巡り2019」参加店のブログ一覧
①豆乳ジェラート-昔風に涼みながら味わおう(おとうふ屋 凛)
②久留米つばきジェラート-夏の椿とともに(久留米市世界のつばき館)
③マンゴージェラート-枝から自然落下した完熟の味(鳥越農場)
④トマトジェラート-古民家を思わせる空間で(道の喫茶 もり辺)
⑤巨峰ジェラート-ブドウ園を目の前に(巨峰ワイナリー)
⑥オリーブ塩ミルクジェラート-宿場町古民家の暖簾をくぐり(ギャラリー山帰来)
⑦糀甘酒黒ごまプレミアムジェラート-蔵香り、囲炉裏火香り、ごま香る。(紅乙女酒造)
⑧大人の香ばし緑茶ジェラート-白いキッチンカーを目印に!(Cocon Cafe & Gelato)
⑨ネクタリンジェラート-様々な生き物にも出会えるかも(樹蘭マルシェ)
●ソルベッチdoうきは 公式サイト Facebook
●ジェラート総選挙の情報 耳納北麓ジェラート街道(久留米市世界のつばき館公式サイト)
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①豆乳ジェラート-昔風に涼みながら味わおう(おとうふ屋 凛)
②久留米つばきジェラート-夏の椿とともに(久留米市世界のつばき館)
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⑥オリーブ塩ミルクジェラート-宿場町古民家の暖簾をくぐり(ギャラリー山帰来)
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